2020/07/16 13:55

今朝、薬局に買い物に出かけ。

レジであれこれ話していたら、店長が

「そういえば、ウチで毎日トイレットペーパー買ってたお年寄りたち、いまどうしてるんですかねえ、、。」

と。

「あー、、。あったねえ、そんなこと。」

と、ふと思い出した。

開店前から行列して、トイレットペーパーを買い漁っていたんだ。

じいちゃんばあちゃん達。

毎日毎日、同じ顔触れで、さすがに店長がアタマに来て、販売時間をずらしたら

「憲法違反だ!警察呼ぶぞ!」と詰め寄ってきた連中。


「笑っちゃうよねえ、個人商店でさ、なんの条文に引っかかるのやら。」


もう、まったく姿を見ないそう。

でもあれって、ほんの3か月ほど前のことなんだよなあ、、。

なんか、ずいぶん昔に感じてしまう。

変な隔世の感。


「ココカラファイン」で買い、「ヒグチ薬局」で買い、「ツルハドラッグ」で買い。

手分けして山ほど手に入れていた、じいさん・ばあさん達。

その変な組織力に、赤坂からトイレットペーパーがすっかり無くなった。

バカな遺産として、子どもに教えよう。

オイルショックだって経験してんだろうに、、。

まあ、経験を糧にできない人ってたくさんいるからなあ。

これもよい教訓です。


家を埋め尽くす勢いの膨大なトイレットペーパーの中でどんな心持ちで暮らしているのかなあ。

テレビ見て、「夜の街はけしからん」とか「若者がまき散らしている」とかぶつぶつ文句言ってんだろなあ。

つまらない老人にはなりたくないなあ。


ちゃんちゃん。