マイケル・ジョーダンの物語。

これが、面白くて仕方なかった。

オイラの人生で、一番熱狂したスポーツ選手は、マイケル・ジョーダン。

きっと、それは150歳まで生きたって変わらない。

なんだか、夢見てるようにすごい選手だった。

今のＮＢＡを観ると、レブロン・ジェームズなんて規格外の化け物がいて、正直な話、プレイヤーとしてはジョーダンよりも優れているだろう、、と思う。

レブロンはとてつもない。

でも、やっぱり劇的な人生を送ったマイケル・ジョーダンは別格な気がする。

イマイチなチームに入団。

そこを一流チームにし、強力なライバルたちに跳ね返されながらも、なんとか優勝をつかみ取る。

3連覇を達成。

仲の良かった、大切な大切な父親が、残念ながら少年強盗に殺害され、全盛期で引退。

もうひとつの夢であった野球に挑戦。

けれど、まさかのストライキでＭＬＢが中断。

ＮＢＡに復帰。

もう一回3連覇を達成。

まったく空想みたいな人生が、そこにある。

そのジョーダンの競技人生を追ったドキュメンタリが「ラストダンス」。

2度の3連覇を軸に描いている。

懐かしい場面の連続。

何度観ても、「うわ！！」と声を出してしまうようなプレイの連続。

ああ、素晴らしい。

裏側にあったドラマ。

選手間のあれこれ。

「神様」と言われたマイケルジョーダンを、きちんと一人の人間として記録していて。

もちろん、欠点も含めて。

いやいや、楽しい時間だった。

あー、デニス・ロッドマン。

変わった選手だったなあ、、。

あんな選手も、二度と観られないだろなあ。

一芸に秀でるにもほどがある。

すごかった、、、リバウンドとディフェンス。

突飛な人間性も、すごかった。

今も、北朝鮮へ行ったり、破天荒な人生だ。

また、作品の至る所で、ジョーダンが葉巻を美味しそうにプカプカ吸っていた。

あー、葉巻吸いたいなあ。

止めて何年経つかな？

コイーバだったなあ。

ぼわーっとまた陶酔したいなあ。

ネットフリックスは力のあるものを沢山作っている。

このドキュメンタリも、クリントン元大統領やオバマ前大統領なんかも出ていて。

お金と時間をかけてしっかり作っている。

他にも、観たいもんがいっぱいだよ。

でも、ジョーダン、今もとってもカッコいいなあ、、。

現役の、一番すごい時を観られてホントに幸せだった。

しみじみ、思う。

こんな選手に、また会えるかな？

そして、ウチの子どもも、凄い選手に出会えるかな？

いつか、

「父ちゃん、この人すごいんだよ！見て見て！」

って、教えて欲しい。

一緒に観に行きたい。

それも、ひとつの夢。

良い時間でした。