2020/10/29 11:34

先週は札幌・新さっぽろが凄かった。

今年から始まった定例「こしらの集い」、「お前を立川流にしてやろうか ゲスト林家扇」、そして、広瀬和生編集長も招聘して開催された「新ニッポンの話芸」、その前夜祭としてカラオケピロスで行われた「こしらトークショー」。
週末には百栄師匠の会2デイズも。
「Hallo中堅」レギュラーの『AK』こと「あのころのオチケン」こと佐々木さんがすべて主催で頑張っていた。
快挙、快挙。
大車輪の大活躍。

この人の、渦を作っていくチカラがホントすごい。
喬太郎師匠を呼び、高田文夫先生を呼び、とにかく「えーっ!!」て言うような興行を数多く手がけている。
北海道へ、このレベルの人たちを呼ぶチカラって、どーなってんだ、、。
大金積んでも、左右なんかされない人たちを動かす、その人間性が文句なく凄いのだ。

私も、稲荷町「一番太鼓」の福永さんに紹介してもらい、AKさんと知り合えたのだが、驚くことばかり。
まず、ご本人の人間力。
とにかく面白い。
学生時代に喬太郎師匠と二人会をやっていたという、学生落語のとんでもない実力者。
白鶴杯優勝。
そりゃあ、つまらない訳がない。
会っている時間、いつも、腹の底から大笑いしてしまう。
楽しい楽しい人。
また、いろんな良い仲間に囲まれていて、とても羨ましい。
私も、AKさん主催の落語会の手伝いとして北海道へ出かけていたが、いつしか、会を一緒に作るお友達に会いたくて出かけるようになった。
みんな素敵な人ばかりなんだ。
通販を始めたばかりの時も、いの一番に北海道のみんなが助けてくれた。
嬉しい、嬉しい(´;ω;`)
周りを囲む人で、その人の人柄もよーく分かる。
AKさんのそばにいるといつも居心地がよく、本当に北海道に住みたいとすら思ってしまう。
もともと、母ちゃんが札幌出身だし、自分のルーツも向こうなのだ。
いつか、住みたいもんだ。
(でも、雪かきとかに音を上げてムリなんだろなあ、、甘くはないよね、北の大地‥。)

オイラはAKさんのそばにちょこちょこ居ることで、良い思いをたくさんしている。
魅力的な人に沢山出会えたことがまず第一。
そして、演者さんの、人にはあまり見せない優しさなども共有できたりするから、また幸せだ。

この前。
落語会のことで相談。
木戸銭や打ち上げの値段などで文句を言われることがたまにあるオイラ。
でも、儲けようなんて気持ちはさらさらなく、「少しでも演者さんに還元していこう、、」と思うからやっていることが多い。
そんな時に限って、変な難癖つけられたりする。
また、今は満席にも出来ない状況。
さすがに大赤字こいたりもして、気持ちも「どよよん、、」としていた。
んな、しょーもない事だけれど、AKさんに愚痴ったら

「だんさん、俺たちは損してないじゃん」

と、ひと言。
ああー、、。
目からウロコ。
ホントに、そうだ。
お客さんの笑顔に接し、演者さんのそばに居ていろいろ見られ。
素晴らしい経験をどれほどしているか、、。
これってお金で買えるもんじゃあないじゃん。
もやもやしていた事が、すーっと消えていった。
ありがとうございます。
ホント、いろいろ、助けてもらっているのです。

先日、某大手レコード会社のエライ方が来てくださり、いろいろお話したら
「え!『あのころのオチケン』さんって、札幌の呼び屋じゃないんですか!?プロモーターかと思った!」
と。
あはは。
興行のペースの激しさと攻め具合に、そんな勘違いをされてるAKさん。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします(⌒∇⌒)

昨日、カラオケピロスさんに演芸ルームを作るなんて情報が。
どうなるんだろう(⌒∇⌒)
楽しみだなあ。
色々な人を巻き込み、渦を作っていくAKさんの動きに、これからも注目だ。