2020/11/06 11:16


上方落語。

普段、あまり聴く機会はないのだが、私がたまらなく好きなのが、林家染二師匠。

ウチにも来てくださったり、とにかくお世話になっているんです。

今や上方落語協会理事。

すっごい方なのだが、めちゃくちゃ良くしてくださっていて。

大好きな、大好きな方。


師匠にはじめてお会いしたのは、8年前。

(あっという間だなあ、時間は。)

大阪・京都へ旅行に行ったとき、念願の天満天神繁昌亭へ。

そこで、その日にたまたま独演会をされていたのが染二師匠だった。

まったく師匠のことは知らずに「チケットぴあ」で切符を買い、オイラはのこのこ出かけたのだが、まあ素晴らしくてびっくり。

軽い気持ちで「上方落語を本場で聴いてみよー」なんて思っていたところ、ドカンと衝撃を受け。

まるっきり、打ちのめされてしまった。

「ちょっと東京では観たことないタイプの方だ、、。すげえな、、」と驚愕。

終演後、南森町の飲み屋でウンウンその日の夜を反芻して、終電を逃してしまった。

いやいや、ホント凄かったんだ、、。


思い立ったらすぐ行動のオイラ。

ホテルで師匠にファンレターを書き書き。

そうしたら、すぐにお返事が。

とっても喜んでくださって。

ウチで落語会をやっている旨も書いたモンだから、「いつでもお呼びください!」とまで。

ううー(´;ω;`)

幸せだった。


ちょっとして、また大阪へ旅行に出かけた時、ふたたび繁昌亭へ。

その時は通常の定席だったのだが、師匠は出番でご自身の落語の中に「ゆにおん食堂」と入れてくださって。

「替わり目」だったかなあ。

もー、、感激。

染二落語にウチが出てきたどー(T_T)ワーン

お客さんみんなポカーンの繁昌亭で、ひとり大興奮。

そんな、師匠の細やかなお心遣いにはいつもシビれています。


そして、念願叶い、ウチにもお越しくださって落語会を。

これまで何度お世話になったか。

こちらでも本当に素晴らしい芸を見せて下さり。

お客さんみんな大喜び。

大阪へオイラが伺えば、お疲れなのに夜遅くまであちこち連れて行ってくださり。

また、おかみさん、お子さんたちもホントに素敵な方で。

私にとって憧れの家族です。

ウチのカミさんも、子どもも、ホントお世話になっています。

ありがとうございます。


今はコロナでなかなか行き来ができないのだが、11月3日に内幸町で師匠の独演会があり、お手伝いに出かけてきた。

演目は「借家借り」(小言幸兵衛ですね、東京の)そして、「中村仲蔵」。

この2席がたまらなかった。

芝居のお好きな師匠。

そりゃあ、所作や芝居の描写が冴え渡る。

滑稽話も人情噺もものすごい高いレベルで自由自在。

これなんだよなあ、、染二師匠の凄いところは。

心底、カッコ良かった、、。

びりびり、痺れました。


来年2月にも内幸町で独演会が。

楽しみ、楽しみ(⌒∇⌒)

その日は「不動坊」を話される、と。

やったー!

凄いんだよなあ、、染二師匠の不動坊(⌒∇⌒)

この前ウチで聴かせてくださったとき、それまで苦手だった「不動坊」という噺に対するイメージがガラリと変わった。

オイラと同じことをおっしゃるお客さまもいらして、「おっ!」と。

みんなの心に響き渡る、すさまじい高座だったんだなあ。


せっかくなので、来年2月7日の前後どこかで、師匠にウチで落語会をやっていただきたいと思っています。

聴きたいー!

染二師匠をウチで聴きたいー!

続報をお待ち下さいませー!(⌒∇⌒)