2021/06/05 09:11
昨日は良元優作さんライブ。
本日は、「良元優作inゆにおん食堂」へお越しいただき、まことにありがとうございます!あいにくの雨模様。お足元の悪いなか、有難い限りです。
もー、いつまで続くのやら、緊急事態。去年である程度目処がつくのかな、、と思っていたのですが、今年の方がひどいですね。ウチも、2021年になってからはマトモに営業した記憶がございません。困ったモンです。東京はもちろん、優作さんの暮らす大阪も大変。今は北海道、沖縄も大変ですね。いつになったら収まるのかな、、と不安な心持ちで毎日過ごしています。みなさん、お体などは大丈夫ですか?まだ変異種などよく分からないのが広まっています。とにかくお気をつけくださいませ。
しかし、「お酒の販売は禁止」「人が集まるのもダメ」こんなコトになるとは、思わなかったですね。繁華街から人がパッタリいなくなった光景もずっと忘れられません。なんとかこの苦境を踏ん張って乗り切り、「昔はあんな事あったなあ、、」と笑いながら思い返したいですが、正直、ギリギリになってきています。知り合いの店もドンドン潰れてしまって。とほほ、、。いやー、書いてると愚痴ばっかりになってしまいますね。まあ、こんな暗い気持ちでいても仕方ない。今日はゆったり優作さんの歌と詩に心を預けて、豊かな夜を過ごしましょうね!
優作さんが前回ウチにいらしたのは、令和元年10月。もう1年半も前ですね。その時はナオユキさんとのライブで、「ゆにおん食堂」には初登場でした。
私のお世話になった鈴木常吉さん、「なってるハウス」の店長だった広沢リマ哲さん、そしてナオユキさんから、優作さんのお話しは山ほど聞きました。「素晴らしい感性なんだ。どんどん聴いた方が良い。偉くなるぞー、優作は」と異口同音におっしゃっていました。それなので、お呼び出来たことが本当に嬉しかった。ウチで聴けるなんてとっても幸せで。あの日もしみじみ素晴らしかったです。
「またすぐに!」と思っていたものの、まさかのコロナ渦に。全世界がめちゃくちゃになって、ライブどころではなくなってしまいました。ウチも経営が傾くだけ傾いて。「家賃も払えない、みんなの給料も用意できない、、」そんな中、何とかするために、通販を始めてみました。ただ、慣れないことばかり。どうしたら良いかも分からない。開けられない店の中で、一日中、仕込み・梱包・宣伝に明け暮れてヘトヘトでした。もがいている割には、出口がちっとも見えてこない状況に精神的にも限界が近づいて来ていました。そんな時、優作さんから温かいお手紙と「レインコート」でのライブCDが送られてきたんです。真夜中、店でひとり、涙が止まりませんでした。音楽を聴いて、どれほど元気が出たか。それから、仕込みの最中、ずっと優作さんのCDを掛けて、何だか楽しみながら働いています。やっぱり、音楽のチカラは偉大です。ウチでちょこちょこやっている落語会もそうです。芸術が人に与える感動は人生に不可欠だと思います。どれほど豊かな時間を与えてくれるか。あ細々とですが、その灯を絶やさないように様々なライブを続けていきたいです。人を元気に出来るって素晴らしいことです。今日の優作さんのライブだって、2度の延期を経て、ようやく開催に漕ぎつけられました。嬉しいナア。また、日程変更で今日来られなかった方のためにも、すぐ次のライブもお願いしたいです。
駄文を最後までお読みいただき、まことにありがとうございます。今晩だけは、素敵な思い出がみなさんの心に残りますように(⌒∇⌒)
ゆにおん食堂 澤田 段