2021/06/05 09:11

昨日は良元優作さんライブ。

前回はナオユキさんとだったので、ワンマンは初めて。
3時間以上前に入られて、スタンバイしつつずっと練習。

「優作はよく練習する、えらい」

常さんも、りまさんも話してた。

そういえば、昔、りまさんにあの渋谷毅さんが
「もっとうまくなりたい、、」って話してたことを聴いたなあ。
やはり、上昇志向がある人は凄い。
天才が努力したらちょっと敵わないモンな。

昨日のライブ、素晴らしかった。
シビれた。
また、必ずさせてください。

「たあちゃん」(鈴木常吉さんの『みのくん』の優作さんバージョン)を歌っていた時に、急にハウリングしたり、アコーディオンが倒れたり。

「常さん、観に来てるのかな?」
「来てくれてたら、嬉しいな」

優作さんの言葉に、ウっと(T_T)
いろんなご縁があって、こんな素敵な時間がある訳で。
感謝、感謝だ。

先週の「スーマー×ナオユキ」もホント素晴らしかった。
良い音楽と良い芸って親和性が深くある。
根っこは一緒なんだ。
ナオユキさんも、どんどん音楽になっていっているしなあ(⌒∇⌒)
スーマーさんも必ずまた観たい。

なんか、仕事と言いつつ良いものをたくさん聴けて幸せ。
自分を動かすチカラの源です。
こういう時間がなければ、生きている意味ってないんじゃないかって思う。
オイラみたいに、ぶるぶる心震わせている人が山ほどいることだろう。
素晴らしいことだ。
頑張っているすべての芸術家・芸人がこの世界を動かしてくれているんだって思う。

さあ、来週からも「ゆにおん食堂」は盛りだくさん。
フツーの営業ができない今だからこそ、やりたいことをドカドカやっていきます。
生き残る事と豊かな時間を両立させてみせる。
乗り越えた先に必ず
「あー、コロナでめっちゃしんどかったけれど、楽しい事のが多かった。オイラの勝ちだ。へへへ。」
と、振り返りたい。

さ、今日はコロナ禍において最大の楽しみ「Hallo中堅」放送ですよ。
毎週こんなのが観られるのって贅沢だ、しみじみ。
16時を楽しみに待っていてくださいませ(⌒∇⌒)

以下、昨日のプログラムです。

本日は、「良元優作inゆにおん食堂」へお越しいただき、まことにありがとうございます!あいにくの雨模様。お足元の悪いなか、有難い限りです。

 もー、いつまで続くのやら、緊急事態。去年である程度目処がつくのかな、、と思っていたのですが、今年の方がひどいですね。ウチも、2021年になってからはマトモに営業した記憶がございません。困ったモンです。東京はもちろん、優作さんの暮らす大阪も大変。今は北海道、沖縄も大変ですね。いつになったら収まるのかな、、と不安な心持ちで毎日過ごしています。みなさん、お体などは大丈夫ですか?まだ変異種などよく分からないのが広まっています。とにかくお気をつけくださいませ。

 しかし、「お酒の販売は禁止」「人が集まるのもダメ」こんなコトになるとは、思わなかったですね。繁華街から人がパッタリいなくなった光景もずっと忘れられません。なんとかこの苦境を踏ん張って乗り切り、「昔はあんな事あったなあ、、」と笑いながら思い返したいですが、正直、ギリギリになってきています。知り合いの店もドンドン潰れてしまって。とほほ、、。いやー、書いてると愚痴ばっかりになってしまいますね。まあ、こんな暗い気持ちでいても仕方ない。今日はゆったり優作さんの歌と詩に心を預けて、豊かな夜を過ごしましょうね!

 優作さんが前回ウチにいらしたのは、令和元年10月。もう1年半も前ですね。その時はナオユキさんとのライブで、「ゆにおん食堂」には初登場でした。

 私のお世話になった鈴木常吉さん、「なってるハウス」の店長だった広沢リマ哲さん、そしてナオユキさんから、優作さんのお話しは山ほど聞きました。「素晴らしい感性なんだ。どんどん聴いた方が良い。偉くなるぞー、優作は」と異口同音におっしゃっていました。それなので、お呼び出来たことが本当に嬉しかった。ウチで聴けるなんてとっても幸せで。あの日もしみじみ素晴らしかったです。

 「またすぐに!」と思っていたものの、まさかのコロナ渦に。全世界がめちゃくちゃになって、ライブどころではなくなってしまいました。ウチも経営が傾くだけ傾いて。「家賃も払えない、みんなの給料も用意できない、、」そんな中、何とかするために、通販を始めてみました。ただ、慣れないことばかり。どうしたら良いかも分からない。開けられない店の中で、一日中、仕込み・梱包・宣伝に明け暮れてヘトヘトでした。もがいている割には、出口がちっとも見えてこない状況に精神的にも限界が近づいて来ていました。そんな時、優作さんから温かいお手紙と「レインコート」でのライブCDが送られてきたんです。真夜中、店でひとり、涙が止まりませんでした。音楽を聴いて、どれほど元気が出たか。それから、仕込みの最中、ずっと優作さんのCDを掛けて、何だか楽しみながら働いています。やっぱり、音楽のチカラは偉大です。ウチでちょこちょこやっている落語会もそうです。芸術が人に与える感動は人生に不可欠だと思います。どれほど豊かな時間を与えてくれるか。あ細々とですが、その灯を絶やさないように様々なライブを続けていきたいです。人を元気に出来るって素晴らしいことです。今日の優作さんのライブだって、2度の延期を経て、ようやく開催に漕ぎつけられました。嬉しいナア。また、日程変更で今日来られなかった方のためにも、すぐ次のライブもお願いしたいです。

 駄文を最後までお読みいただき、まことにありがとうございます。今晩だけは、素敵な思い出がみなさんの心に残りますように(⌒∇⌒)

 ゆにおん食堂 澤田 段