2022/05/26 11:30

ちょっと前。


3名でご予約が入った。
ウチにしては珍しく家族連れ。
お父さんとお子さん2人の計3名だった。
お子さんといっても、二人とも成人されていて。
みんなでワイワイ楽しそうに飲んで食べて。
明るい空気のテーブルで、とてもサービスしやすかった。
3人ともに、とても感じよく。
空気のどんよりした卓もあった日だから、そこはオアシスのようで。
心が楽になる、ありがたいお客さんだった。

ちょっとバタバタしていて気づかなかったのだが、お父さんの隣に写真が置いてある。
お母さんの写真。

「ああ、、お母さん、亡くなられたのかな。それで、お母さん含めた団らんなのかな、、。」

そんな場にウチを選んでくれて、とっても嬉しくなった。

そのテーブルに注意し始め、会話も耳に入るようになると、どうやら二人は子どもではなく。
男性の方がお子さんで。
女性はその婚約者。
結婚を間近に控えた二人をお父さんが食事に誘って、という会食だった模様。

なんか、働きながらえらいジーンとしちまって。
その3人が出す温かい空気がたまらなく。
すべて浄化してくれるような、とてもいい雰囲気だった。
あー、この若い二人が、この先目いっぱい幸せになりますように、、。
と、ひたすら願ってしまった。

人生の美しいシーンに立ち会えるのは幸せなこと。
頑張ってると、たまにこんな良い事あるのだ。

いいなあ、、なんて余韻を感じて片付けをしていたら。

「あのさー、タバコ吸えるんなら、この店使いたいんだけどー」
なんて言ってドア開けてきた奴がいて。
なんだ、その言い方、、カチン。

「いい歳して横柄な奴は気持ち悪いから。入ってこないでー警察呼ぶよ。」

と帰す、いつもの私でした。

みんなに良くなんて出来ねえんダヨ。
上から来るなら、その上にいって、ベコンベコンにするからな。
アタマつかえ!
へりくだる必要はねえけれど、きちんとした言葉を遣え!
若いならまだしも、、いい歳してバカなやつ見ると、虫唾が走る。
そんな奴とは関わらない。
めんどくさい人と過ごす時間は、人生に必要ない。
無駄無駄。

って、とっても良いエピソードだったのに、なんだこの終わり方。

さ、今日もがんばろ!
明日の夜は貸切です、すみません。
今日はやってますよ(⌒∇⌒)