2022/08/20 10:51

月刊誌。


今月号は「寄席」特集、と。
楽しみに手に取りました。

私もはじめはホール落語から入ったものだから、寄席の敷居は高かったです。

「どんな風にチケット買えばいいんだろう。」
「どんな人が出てくるんだろう。」
「お客さんも、濃いファンが多いのかな。オレ浮かないかな、大丈夫かな、、」
などなど。

えいやっと出掛けると、それはそれは素晴らしい空間で。
「こりゃスゴイ!」
なんて落語家さんに出会えることが出来ました。
生で三味線や笛、太鼓が聴けるだけでも、幸せ。
通っているうちに、「これこそ寄席!お見事!」なんて流れの番組が観られたり、行けば行くほど楽しくなる場所でした。

いま、クラウドファンディングをしている末廣亭をはじめ、苦しんでいる寄席が多いです。
昼間にちょこちょこ出かけられた高齢者がコロナウイルスの蔓延で動かなくなっているのもありますが、落語ファンの流れが変わっているのも一因かと思います。
もちろん、こんな世の中だからみんな金銭的に厳しいってのも無視できませんよね、、。
でも、魅力的な落語家、芸人さんは山ほどいらっしゃいます。
たまに出掛けると、うっとりするような時間を過ごせること間違いなし。
どうぞ、寄席で演芸を楽しむっていう時間を持ってみてくださいネ。

また、「東京人」では、個人で落語会をされている方も特集されていました。
知っているお店ばかりです。
このコロナ渦でもなんとか続けているところ。
寄席と同様、みんなしんどいと思います。
私も、この2年間いろいろな会をやって来ましたが、なんだかんだ大変でした。
とにかく、お客さんが増えますように。
そして、すべての会が芸人さんにとって良い環境をしっかり提供して素晴らしい会を続けていけますように。
コツコツ誠実にやっていけば、きっと道は拓けるはずだ!と思います。
それを願って止みません。

今は芝居などもホント大変。
コロナ感染による中止・延期を聞かない日はありません。
もう、補償などは皆無です。
よほど太いスポンサーを持っていたりしなければ、続けることは困難な気がします。
大変な時代になってしまったな、、。
とほほ。
こういう「娯楽」が薄くなってしまうと、文化の衰退はもちろん、心の中も貧相になってしまうんではないかなと、心配です。

どうなることやら、、。
早く世の中が巻き戻りますように。
いや、以前よりも良いモノに変わりますように。

寄席の香盤を見ていると、わくわくするような芸人がいっぱい。
今ももちろん、これからもとても楽しみな方がたくさん。

なんとか、元気に長生きして見届けたいモンだ。
がんばろう!

さ、今日は16時から「Hallo中堅」!
毎週の私の心の栄養です。
(⌒∇⌒)
よろしくお願いいたします!