2024/11/14 00:15

神保町という土地柄。

出版関係のお客さんがちょこちょこ店にいらっしゃる。

ものすごい作家を担当した編集者だったり、すごい雑誌の編集長だったり、色々だ。

ご縁に感謝。

雑学というか、、青春時代を隅っこに潜むマイノリティとして生き、映画、音楽、文学等のインプットに費やしまくったおかげであらゆる話題についていけるモンだから、私も話に参加してしまうことが多々ある。

ネットなんか無い時代に、図書館や映画館に籠っていたご褒美なんだろなあ。

「これはいったい、何の役に立つのやら、、」と無駄に思えたが、仕事に活きてきてありがたい。


この前は井上陽水の話にガツンと入ってしまった。


「陽水がデビューした時、一番反応したのが文壇なんだよ。次々発表される曲を聴いて、その音楽よりも、『なんだ、この詩の世界は、、』って戦慄したんだ」

ということを聞いた。

なるほど、、。


それで、久しぶりに「ジェラシー」を聴いた。

好きな歌。

改めて、頭をぶん殴られるほど驚いた。

この詩というか、散文。

いったいどうなっているんだ、、と。


母が好きで井上陽水の曲は子供の頃からよく聴いていた。

車の中で主に掛かっていたのは、サザン、陽水。


声が独特だなあ

歌詞も変わってるなあ


そんなイメージ。

歌がめちゃくちゃ上手いなあ、、と、幼い私はそこに驚いた。

好きでよく口ずさんでいた。


そんでこの間、めちゃくちゃ久しぶりに聴いたジェラシーで。

「え、、これ、詩がすごくないか、、?」

うーん、、。

46にして、気づいてしまった。

こんなの、どうやったら書けるんだろう、、。

思えば、他の曲も。

詩をメインに見るととんでもない作品ばかり。

いやー、、井上陽水はすごい才能なんだな、、と再確認。

改めて、驚きました。


ハルにはジャズばかり聴かせていて、なんでも諳んじてピューピュー歌っているけれど。

井上陽水も聴かせたいなあ。

きっと、ある程度歳を重ねた先に、驚きが待っている気がする。

豊かな日本語の表現に感謝。

井上陽水という才能に感謝。


さ、明日はスッカラカン!

どひー(;´Д`)

あんま暇だから、セリのお浸しでもやるよー。

ダイレクトにせりを味わえます。

お暇なら来てよねー。

お待ちしております( ´ ▽ ` )